この記事の目的は?
ファッションのカラーコディネートの
配色選びで便利なPCCSついてをお伝えする。
洋服を選ぶ時、”配色”で悩んでいる方へ
洋服の色はスタイリングする上で多くの方が悩まれる課題です。
特に色の組み合わせ、配色は難しいイメージがあるかと思います。
私自身もイメージ通り、確かに難しいと感じます。
しかし、ひとつひとつ理解し、実践してみると
スタイリングが楽しくなっていきます。
配色選びで便利なのが PCCS です。
PCCSとは、「Practical Color Coordinate System」
(プラクティカル カラー コーディネート システム)の略で、
日本色研が発表した表色系です。
色を測る表は様々ありますが、
PCCSはスタイリングを目的とする際は
とても便利なツールです。
図は PCCSのトーンマップ
PCCSが何故良いのか
(ちょっとわかりづらいので飛ばしても良いです。)
何故良いのか特徴とあわせてお伝えします。
特徴① 「配色」を考えるときに
色の組み合わせや関係性が読み取りやすい。
特徴② 明度(明るさ)と彩度(鮮やかさ)を組み合わせた
色調「トーン」という概念がある。
本来色の物差しで色の3属性というのがあり、
色相(色合い) 明度(明るさ) 彩度(鮮やかさ)と
三つの軸がありますが、色調「トーン」によって
簡易的に二つの軸で見ることが出来ます。
わかりやすい例として、
PCCSの表記方法で仕組みを見てみましょう。
PCCSの表記方法
トーンの略表記 + 色相番号 これだけです。
(これが先ほどお伝えした二つの軸です。)
上の図を使って例をあげて見ます。
例えば、 ltg2
ltgはトーンの略表記です。ライトグレイッシュ(明るい灰みの)
2は色相番号です。PCCSでは24色あり2番はレッド(赤)を指します。
よって ltg2 は ライトグレイッシュレッド (明るい灰みの赤) となります。
上の図で ltg2 を探して見てみましょう。
長くなってしまいますので、
この記事ではPCCSについてだけお伝えしました。
このPCCSを活用してコーディネートする方法は
別の記事でご紹介いたします。
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